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神聖あーるPG - 社会人のデジタル生活

日曜プログラマになろうかなーと思った30代理系社会人の、キャリアアップや趣味(特にデジタル情報)の記録。らーめんとビールが好き。

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

 マネジメントを現代風・オタク向けに書いたような本です。萌えやラノベ風ではな・・・いや、挿絵がラノベっぽいです。内容は題名の通り、マネージャーが経営マネジメントの本を読んで、それを学校の野球部に適用するというものです。私はドラッカーの本を読んだことはありませんが、まぁマネジメントの入門かな、という感じです。ただ、教科書を読むのと具体例を読むのとでは把握の具合がちょっと違うかもしれません。デマルコ先生の「デッドライン」は具体的なプロジェクトマネージメントのフィクションですが、本書のほうが日本人には馴染みやすいように思います。


 ”企業の存在意義を定義するには顧客を定義すべし”という点から野球部の顧客を定義してました。即ちステークホルダーですね。出資者たる学校や保護者、部員自身、観客などが「感動」を受容するために野球部があるという結論はどうかと思いますが、なんらかの定義が必要ですね。また、企業内は同じ目的を達成するための味方であり、敵ではないという部分はあまり野球部ではないでしょうが、会社内ではよくあることです。それは従業員が同じ存在意義の方向を見ていないということですね。 あと部門ごとのスペシャリスト設置、本業を活かしたCSRとそれによるモラールの向上など、実社会でも見直すべき点は多かったように思います。
物語部分を端折ると30分程度で読めます。なかなか良い本だと思います。

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