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神聖あーるPG - 社会人のデジタル生活

日曜プログラマになろうかなーと思った30代理系社会人の、キャリアアップや趣味(特にデジタル情報)の記録。らーめんとビールが好き。

人を動かす (1)

 カーネギー先生の名著だそうです。目次がきちんと作られているのでそれを読めば何が書いてあるのかわかります。和訳なので速読しづらいですが、事例がふんだんに書かれているので納得感が強いです。


 人を動かす三原則は以下の通りです。

1 盗人にも五分の理を認める(批判も非難もしない。苦情も言わない。)
2 重要感を持たせる(率直で、誠実な評価を与える。)
3 人の立場に身を置く (強い欲求を起こさせる。)

「確信犯」とは宗教的な言葉で、たとえ大罪人であっても自分は悪いことをしている意識が無いらしいです。つまり、ミスや他者に有害な人でもそうしているわけではないので、その人を批判しても抵抗するだけわなけです。何かして欲しい、改善して欲しい場合は、頭ごなしに注意せず、相手の立場に立って、相手の欲する諭し方をするべきです。特に人間は存在意義を認められることに無意識的な欲求を持っているため、ある部分の仕事を任せたりすることが重要です。


 人に好かれる六原則は以下の通り。

1 誠実な関心を寄せる
2 笑顔を忘れない
3 名前を覚える(名前は、当人にとって、最も快い、最も大切な響きを持つ言葉であることを忘れない)
4 聞き手にまわる
5 関心のありかを見ぬく(相手の関心を見抜いて話題にする。)
6 心からほめる(重要感を与えるー誠意を込めて。)

自分が利を得たいとき、好かれていることは非常に重要です。似たような条件の取引相手が居た場合、好いているほうを選ぶでしょう。むしろ好いているがために不意な投資をしてくれるかもしれません。さて、好かれるためには、犬や赤ちゃんなどの人に好かれる性質を本質的に持っている物を参考にするべきです(1,2,4)。
また、自分は相手を重要視している、と相手に認識させることが好意の原因になることはままあります。トップに立つ人にとって、好かれる能力ということは、業界の知識があることよりも重要なことです(3、5,6)。
私は物覚えが悪いので名前や顔を覚えることが非常に苦手です。また、褒められると裏があると思って疑います。本書では「そういったひねくれた人は出世しないよ」みたいなことが書かれていますが、自分サイコー主義のアメリカよりも、奥ゆかしさが美徳と教えられて育つ日本のほうが適用しづらいように思います。頻度やアピール面での落としどころが重要なのかもしれません。

人を動かす 新装版

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