あーるPG - 社会人のデジタル生活

日曜プログラマになろうかなーと思った30代理系社会人の、キャリアアップや趣味(特にデジタル情報)の記録。らーめんとビールが好き。

人を動かす (2)

 人を説得する十二原則は以下の通りです。

1 議論に勝つ唯一の方法として議論を避ける。
2 相手の意見に敬意を払い、誤りを指摘しない。
3 自分の誤りをただちに快く認める。
4 穏やかに話す。
5 相手が即座に”イエス”と答える問題を選ぶ。
6 相手に喋らせる。
7 相手に思いつかせる。
8 人の身になる。
9 相手の考えや希望に対して同情を持つ。
10 人の美しい心情に呼びかける。
11 演出を考える。
12 対抗意識を刺激する。

若い時分は、相手を言い負かすことを目的としてしまいがちなのですが、たとえ論理的だとしても言い負かされた側が快く自分の意見を推進してくれることは皆無であり、結局として議論に勝てたとは言えないと主張されています。相手の行動をディレクションするには、まず相手に喋らせ穏やかに応答し、敬意を払って誤りだと断定しないことが重要です。主張する側にはそれなりの正義があるので、相手の身になって同情しながらも理性を刺激し、こちらの主張を穏やかに伝えてみるのが良いとのことです。ま、ダメモトで話してみるぐらいがいいんでしょうね。


 人を変える九原則は以下の通りです。

1 まず褒める。
2 遠まわしに注意を与える。
3 まず自分の誤りを話したあと相手に注意する。
4 命令をせず、意見を求める。
5 顔を立てる。
6 わずかなことでも惜しみなく心から褒める。
7 期待をかける。
8 激励して、能力に自信を持たせる。
9 喜んで協力させる。

人を説得するのとあまり変わらないのですが、長期的に人、特に部下をディレクションするということでしょうか。頭ごなしに批判し、命令するのではなく、本人の自覚を促すよう遠まわしにアプローチするのが得策のようです。また、”褒めて伸ばす”というやつで、良い点は褒める、褒める。注意するときは自分の過去の失敗を例に出して緩衝材とすると、部下も不満に思ったり極端に落ち込んだりしないだろうということですね。ゆとり世代には特に重要なことかもしれません。


 付録の幸福な家庭を作る七原則は以下の通りです。

1 口やかましくいわない。
2 長所を認める。
3 あら探しをしない。
4 褒める。
5 ささやかな心づくしを怠らない。
6 礼儀を守る。
7 正しい性の知識を持つ。

真面目な話が多かったため、下ネタでオチをつけているのかわかりませんが、夫婦円満は離婚率の高い昨今では重要な課題と言えるでしょうね。原則としては相手を卑下せず、アイデンディティを尊重すること、なぁなぁな仲にならないことが重要のようです。


 まとめとしては、相手は相手で最善を尽くしているので議論を避け、その人の立場に立って穏やかに誘導するというところでしょうか。説得する技術は他の本でも良くありますが、人に好かれる原則を説いている本はビジネス書ではあまりないように思います。自分は人に好かれる人間ではないので、そのあたりを重視して謙虚に生きていきたいと・・・思ってはいます。思っては。

人を動かす 新装版

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