読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと
オススメ度:★★★★☆
子供を初等教育の流れに乗せるコツが羅列された本です。
どうも何も学習させずに小学校に入学させても出遅れるし集団生活にも馴染めないしで問題があるので、まずは事前に準備させる必要があるそうです。例えばひらがなが読めなければ「ごにゅうがくおめでとう」と書かれた黒板の字も読めず、鉛筆で名前や字が書けなければ勉強するのも難しいですよね。本書では小学校入学前に歌で掛け算を全部覚えさせておけとまで言っています。自分の小学校時代を思い出すと「そこまでしなくても良いのでは・・・」と思うのですが・・・今と昔は違うのかもしれませんね。
他にも鉛筆や箸の持ち方を最初からきちんと覚えるといったソーシャルスキル、毎日読み聞かせしたりお金を使わせるなどといった家庭内教育、文字を一文字一文字でなく単語で覚えさせると覚えが良いといったTIPSも触れています。子供を育てるにあたって事前に一読しておきたいですし、自分はどうだったのかという比較をするのも面白い本でした。
読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと
- 作者: 立石美津子
- 出版社/メーカー: 中経出版
- 発売日: 2013/01
- メディア: 単行本
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