腹話術入門―人形がしゃべれるはずがない!
オススメ度:★★★★☆
腹話術の基本技術は軽く書いており、1/3ぐらいは台本で占められてます。
腹話術の基本は
・腹式呼吸をし、息を吐いたときに人形を喋らせる
・”イ”の口で笑顔を作り、薄く歯と歯の間を開けて声を出す。
・人間、人形とも喋るときは大げさに口を動かす。それにより腹話術の発声を隠す。
これだけです。後は練習あるのみ。アイウエオの発音からはじめ、人と話すときも人形を通して話すなどの地道な努力が必要です。
さて、応用編。マ行、バ行、パ行は唇をつけて発音するので、前述の方式では発音できません。
・台本でそれらを避ける。”舞う”を”踊る”にするとか。
・固有名詞は避けられないので、似た発音で発言する。さらに人のほうで復唱してごまかす。
・発音を練習する。上の歯に舌をつけ、それを離すと同時に発音することで、唇の機能を代行させる。
といった対策が必要になります。
とはいえ、腹話術はその技術自体よりも台本、つまり人形を主とした人との漫才が重要なので、笑いを研究しましょう、ということになります。
- 作者: 花丘奈果
- 出版社/メーカー: 鳥影社
- 発売日: 2005/08/23
- メディア: 単行本
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