読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

神聖あーるPG - 社会人のデジタル生活

日曜プログラマになろうかなーと思った30代理系社会人の、キャリアアップや趣味(特にデジタル情報)の記録。らーめんとビールが好き。

ビジネスパーソンに必要なのは、コネと熱意(書評)

book

 

 


題名:不格好経営―チームDeNAの挑戦
オススメ度:★★★★☆

DeNAの創業者、南場智子さんの自叙伝です。
南場さんは亭主関白な実家から、津田塾大学マッキンゼーと進み、コンサルタント時の提案に「だったらお前がやれよ」と言われて、なるほどそれがいいじゃないかと若手2人を率いて独立。アパートの一室で必死に起業しツテで投資してもらったものの、システム開発会社にまんまと騙され、それでも善処してオークションシステム「ビッターズ」を立ち上げる、というところまでが前半。


ツテと熱意で優秀な技術者を引き入れた運と、明け透けな性格から経済界の重鎮に目を掛けてもらった、というのが南場さんの強みかと思います。優秀なだけでは事業を黒字化させることは難しく、地道な努力と熱意を以てそれでも成功するかは不確実。それでもトライしていく気概がDeNAのDNAであり、そこはゲーム事業「怪盗ロワイヤル」を開発した守安社長に代わっても引き継がれると良いですね。


後半は夫のがん闘病にあたって社長職を辞任(取締役に)、仕事人間から、夫の余生をできるだけ一緒に過ごし、かつ完治を試みるということに。これまたツテをあたって対策チームを作り、良くなるだろうことを端から実践してみるという、これまた南場流。南場さんの長所は好かれるところと熱意、そして他の人に任せるところですね。


全編を通して、ビジネスパーソンというかDeNA社員へのエールが感じられます。そして「DeNAはゲーム会社ではなく通信サービス会社。これからもチャレンジしていく」という気概も感じられます。ゲームが多少落ち目ですが、.commやマンガボックスなど新人に事業を立ち上げ、任せるというスキームはこれからも継続されるのでしょう。DeNAに入ってみたくなりました・・・が、私はアイデアには自信がないので辛いかな・・・(汗


広告を非表示にする