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神聖あーるPG - 社会人のデジタル生活

日曜プログラマになろうかなーと思った30代理系社会人の、キャリアアップや趣味(特にデジタル情報)の記録。らーめんとビールが好き。

コンサルタントとは、変革案を納得させなければいけない職業(書評)

book

 

 

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」



題名:イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」
オススメ度:★★★☆☆


元(?)マッキンゼーコンサルタントが、その業務上必要な問題解決とプレゼンのコツを伝授。



タイトルの「イシュー」とは「本質」のようなこと。何を解決すべきかをまずは徹底的に考えることから始まります。たとえば売り上げが落ちているのでなんとかしないと、という場合、既存商品をもっと売ればいいのか、もう時代は過ぎ去っているので新商品を開発すべきか、もっと別の事業に転換すべきか・・・・企業として利益を上げ存続していくことには変わりませんが、売り上げが落ちている原因というか、何が問題なのかを突き詰めなければいけません。




次は、結論ありき。といってもすぐに結論が確定すれば世話はないわけで、現実には仮説を立てるということになります。先ほどの例では、新事業に転換すべきであるとしましょう。とすれば、現状のリソースをもとに枯れた技術の水平思考(@横井軍平)でどういった事業に転換すべきか、その事業はどれぐらい儲かる目があるのか、そういった説得材料を用意しなければなりません。結局はコンサルタントを依頼した企業のTopを説得させることが目的なのですから。 そんな説得材料は結論ありき。「こうしてこうしてこうなるからこの事業に投資すべきです」というストーリーをあらかじめ用意し、それに必要な情報を集めることにすれば無駄なく素早くプレゼンできるわけです。




さて感想。
偶然DeNAの南場さんの本を読んだ後に、またマッキンゼーマッキンゼーはスゴイ。大前研一さんはスゴイ人みたいですね。大前さんといえばUnityの日本代表の方しか知りませんが。



コンサルタント業というのは、現状を打破するべく新たな風を吹かせるために雇われるので、説得力のあるプレゼンをし、問題解決を訴えなければいけない、そのための技術であるという前提は必要ですね。日常的な業務や技術講演、論文発表などとは少し毛色が異なるような気はします。




そして新手法にはニックネームが大事。この本自体で、”イシュー”という一般的なのに範囲が広すぎてなんだかわからないバズワードで興味を引きつつ、読んだ人が「大事なのはイシューなんだよ!」と拡散できるよう手を打っています。この本の醍醐味はそこかもしれません。




イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

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