読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

神聖あーるPG - 社会人のデジタル生活

日曜プログラマになろうかなーと思った30代理系社会人の、キャリアアップや趣味(特にデジタル情報)の記録。らーめんとビールが好き。

「ゆとり」発言は思考停止の印

book

 

 

部下が働かない本当の理由

部下が働かない本当の理由

題名:部下が働かない本当の理由
オススメ度:★★★★☆
内容:

課長が新人に対し「今どきの若いものは」「ゆとり世代は」といって切り捨てるのはどうなんだ、というのをストーリー仕立てで説明している。

2014年で課長になっているような世代、すなわち団塊ジュニア世代やその前の世代は、同期よりも先に出世すべしという考えや、会社のため組織のために辛くても従うといった行動規範があるが、若い世代にはそれがない。なぜか。「理解できない」といって切り捨てるのは単なる思考停止。
ゆとり世代は会社のためがすべてとは思っていない。それは年功序列、定年まで終身雇用など無いと考えているから。そのため、IT、英語、財務会計は必須スキル。なのに課長連中は三点ともおざなり。そんな課長を目標とすることができるか、いやできない。よってゆとり世代は課長の行動規範を支持しない。その代わり、ネットや本の情報から自分なりの目標立てや判断をしている(と自分では思っている。ネットの受け売りのくせに)。

課長とゆとり世代とは行動規範が違うので、お互いがお互いの行動を理解できないし、相手の望むものもわからない。ただ、課長世代には経験があり、若い世代には経験が無いだけに変化する時代に対応しやすい。テロや大地震の影響で、個人の価値観、QoLも変貌を遂げた。大会社へ就職し会社のために働くことがすべてという生き方では、終身雇用崩壊、成果主義、メーカーズムーブメントなどの変化に対応できないのではないか。

所感:

ストーリーは読みやすいが、その他の構成がとても読みづらい。ストーリー内のキャラクターである上司と部下にどうすれば良かったかをアドバイスしているのが意味不明(部下はこの本読まないでしょう)で、かつ上から目線。著者はいい年をしたなかなかの経験の持ち主なので、もうちょっと上手く書けなかったのかと疑問に思う。
ただ、内容は身につまされる。お互いが分かり合い、動機や目的、あるべき姿を共有しないと、良い仕事関係とは言えないか。でもバブル崩壊後の飲みにゅけーしょんレス世代ではどうしたものか。

部下が働かない本当の理由

部下が働かない本当の理由

広告を非表示にする