なぜ生命保険に入るべきなのか
財テクとして生命保険に入るべきか、入らないべきか。
具体的に考えてみます。
得な要素
保険に入れる
死んだとき、入院したときなどに保険金が入ります。
現代感覚からいうと、自分が使えないんじゃ意味ないですけどね。
所得税、住民税から控除がある
2012年から控除額が変更になりました。会社員なら年末調整時に書類を提出すれば控除が受けられます。
確定申告で生命保険料控除を受けよう [生命保険の税金] All About
テストケースでどれだけ得か
テストケース
年収500万ぐらいで、控除額最大の18年の、生命保険に入った場合を考えます。
掛け金
年間8万円にします。
18年で144万円の支払い。
生命保険料控除
所得金額が695万円以下なら、所得税は所得の10%です。
4万円が控除となるので、4000円返ってきます。
所得税の基本と所得税率の計算のしくみ [マネープラン] All About
市区町村民税が6%、都道府県民税が4%なので、実質10%です。
2.8万円が控除となるので2800円返ってきます。
所得税控除と住民税控除で合計6800円。
18年で12.24万円お得。。
返戻金の利息
利率の一番良さそうなものを選択してみると、返戻率110.8%だそうです。
学資保険vs終身保険 2014年11月版|生命保険データベース
(このサイト、税額控除を考えて年間10万円払う設定にしているのを8万円に修正し忘れているんでは・・・)
合計すると
返戻金で掛け金は全て返ってくるとして
保険料控除 \122,400
返戻金 \155,520
----------------
合計 \277,920
投資総額144万円に対し、年複利換算で0.9852%でした。
定期預金と比較すると
定期預金だと高くて短期で年利0.5%、長期で0.3%ぐらい。
保険料支払いと同じような積立定期でもソニー銀行が年利0.2%です。
年8万円の毎月払いが18年だと26,178円(うち5,319円が税)の利息です。
結論
年末調整の手間はありますが、やはり高金利の生命保険+控除は有効でした。

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